深夜の星空研究室– Author –
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やさしくわかる宇宙物理
なぜ銀河の渦は消えないのか?|腕の正体は、星の並びではなく密度波
秋の夜、アンドロメダ座の方向に淡いしみのような光が見えます。その正体は、渦を巻いた銀河です。望遠鏡で撮った写真を見ると、中心から腕が伸び、きれいな渦を描いています。 この渦は、回転が描いた模様のように見えます。実際、銀河の円盤は回っていま... -
やさしくわかる宇宙物理
海王星は外へ移動してきたのか?|ニースモデルと、冥王星の軌道に残る証拠
海王星は、太陽から約30天文単位のところを、約165年かけて回っています。天文単位とは、地球と太陽の平均距離を1とする長さの単位です。けれども海王星は、最初からこの場所にいたとは限りません。 その手がかりは2つあります。 1つめは、材料の問題です... -
やさしくわかる宇宙物理
海王星の大暗斑とは?|高気圧の渦が数年で消える、コリオリの力のしくみ
1989年8月、探査機ボイジャー2号は、海王星の南半球に暗く大きな楕円の模様を見つけました。長さはおよそ1万3,000km。地球の直径とほぼ同じ大きさです。大暗斑と名づけられたこの模様は、5年後の1994年、ハッブル宇宙望遠鏡が同じ海王星を見たときには消え... -
やさしくわかる宇宙物理
海王星の熱収支とは?|太陽から1.6倍遠いのに、天王星と同じ温度の理由
太陽から遠い惑星ほど、冷たくなるはずです。 天王星は太陽から約19天文単位、海王星は約30天文単位のところを回っています。天文単位とは、地球と太陽の平均距離を1とする長さの単位です。海王星は、天王星より約1.6倍も遠いことになります。そのため、海... -
やさしくわかる宇宙物理
海王星はなぜ青い?|メタンと大気のもやが決める「本当の色」
写真で見る海王星は、吸い込まれるような深い青をしています。となりの天王星は、淡い水色です。2つの惑星は、大きさも中身もよく似ています。それなのに、なぜ色がこれほど違うのでしょうか。そもそも、なぜ青いのでしょうか。 答えは2段階に分かれます。... -
観測の楽しみ方
天王星と海王星は肉眼で見える?|限界等級でわかる「見える」と「見分ける」の境界
太陽系の8つの惑星のうち、水星・金星・火星・木星・土星の5つは、肉眼で見える惑星として古くから知られてきました。では残りの天王星と海王星は、本当に目では見えないのでしょうか。 天王星の明るさは5.6等ほどで、街明かりのない暗い空なら、肉眼で見... -
観測の楽しみ方
火星の見つけ方|今夜どこに見える?色・黄道・動きで探すコツ
夜空に赤っぽい光を見つけて、あれは火星かと思ったことはありませんか。火星は、肉眼で見える惑星のなかでも、赤みが特にわかりやすい惑星です。明るさが大きく変わる火星を探すとき、この色はとても頼りになる手がかりになります。 ただし、火星には探し... -
星空のしくみ
オールトの雲とは?|彗星が四方八方から来る理由と、太陽系の果てが球になったしくみ
夜空の惑星たちは、でたらめな場所には現れません。月も、木星も、土星も、いつも決まった帯の上を通っていきます。惑星がみな、太陽のまわりをほぼ同じ平面の上で回っているからです。 彗星の中にも、この帯に沿ってやってくるものがいます。ところが、帯... -
星空のしくみ
彗星とは?|尾が太陽と反対を向く理由と、氷が昇華するしくみ
夜空を横切る光といえば、まず流れ星が思い浮かびます。ふっと現れて、1秒もたたないうちに消えていく光です。 それとは別に、昔から「ほうき星」と呼ばれてきた天体があります。彗星です。 彗星は、氷やチリを含む小さな天体です。太陽に近づくと、表面の... -
星空のしくみ
銀河とは?|数千億個の星が集まる巨大な宇宙構造
夏から秋の夜、街明かりの少ない場所で空を見上げると、淡い光の帯が空を横切っています。天の川です。あの光の正体は、数千億個の星が集まる銀河の円盤を内側から見た姿なのです。 では、秋の宵に東の空へ目を移したときに見える、ぼんやりとしたシミのよ...