-
星空のしくみ
惑星の軌道とは?|なぜ惑星は太陽の周りを回り続けるのか
夜空を毎晩同じ時刻に見上げていると、星どうしの並びは変わりません。オリオン座は昇るときと沈むときで傾きを変えますが、三つ星の間隔が広がったり狭まったりすることはないのです。ところがその並びの中を、ゆっくりと位置を変えていく明るい光がいく... -
星空のしくみ
電磁波とは?|光・電波・赤外線・X線が同じ仲間である理由
夜空を見上げると、星が点々と光っています。その光は目に届き、明るさや色として見えます。ところが同じ星を天文台の装置でとらえると、肉眼で見た姿とはまったく違うものが写ることがあります。可視光ではきれいな一点だったはずの場所に、もやもやとし... -
星空のしくみ
重力とは?|なぜ月は地球に落ちず、惑星は太陽を回るのか
手に持ったボールを離せば、必ず下に落ちます。真上に投げても、いつかは落ちてきます。地球の上では、支えを失ったものが落下します。誰もが知っている、当たり前のことでしょう。 ところが夜空を見上げると、そこには落ちてこないものがあります。月です... -
やさしくわかる宇宙物理
金星のスーパーローテーションとは?|大気を加速し続ける熱潮汐波のしくみ
金星の赤道では、地面が時速6.5キロメートルで動いています。人が少し早足で歩く程度の速さです。金星は1回自転するのに243日もかかるため、これほどゆっくりとしか回りません。 ところが、その上空を覆う雲は時速360キロメートルで流れています。金星を1... -
観察の楽しみ方
2026年10月の星空|土星の衝と、最大離角の水星が見えない理由
10月の夜空は、主役が入れ替わる月です。 先月19日に最大光度を迎えたばかりの金星は、24日に内合を迎えて太陽の手前へ回り込みます。夕方の西の空から、宵の明星が消えていく月ということになります。入れ替わるように、4日には土星が衝を迎えます。日の... -
観察の楽しみ方
2026年9月の星空|金星の最大光度と、中秋の名月が満月ではない理由
9月の夜空は、8月よりも長い時間をかけて眺められるようになります。日の入りが早まり、夜空を見られる時間がこれから少しずつ長くなっていくからです。 そのかわり、ペルセウス座流星群のように多くの流星が期待できる大きな流星群はありません。目玉とな... -
やさしくわかる宇宙物理
宇宙の年齢はどうやって測るのか?|膨張率の逆数と、最古の星が挟み込む138億年
夜空を見上げても、そこに年齢は書かれていません。星の光にも銀河の渦にも、経過した時間を示す目盛りはついていないのです。 それでも天文学は、宇宙の年齢を138億年という具体的な数字で答えます。しかも誤差はおよそ2,300万年。全体の0.2%以下という精... -
やさしくわかる宇宙物理
ロスビー波とは?|自転する惑星の大気が波打つ渦度保存のしくみ
冬の天気予報で「上空の偏西風が南へ大きく蛇行しているため、強い寒波が流れこみます」という説明を聞いたことがあるでしょうか。日本の冬の寒さは、はるか上空を流れる風の曲がり方で決まっています。 一方、土星の北極には、差し渡し約3万キロメートル... -
やさしくわかる宇宙物理
HR図とは?|星の一生を一枚に描く「光度と温度」の地図
夜空を見上げると、青白く鋭い星もあれば、赤くにじむ星もあります。明るさもまちまちです。ばらばらに見えるこの星たちも、たった2つの数字で並べ直すと、きれいな秩序が浮かび上がります。 その並べ方を一枚の図にしたものがHR図(ヘルツシュプルング・... -
星空のしくみ
光害とは?|星が消えるのではなく、夜空が明るくなる仕組み
都会のマンションのベランダから夜空を見上げると、見える星は数えるほどしかありません。ところが、車で山あいの暗い場所まで足を延ばすと、同じ夜に、降ってきそうなほどの星がひろがっています。空も、星も、同じもののはずです。それなのに、なぜこれ...
眠れない夜に、天文学を。
夜空のしくみがわかる天文解説メディア