深夜の星空研究室– Author –
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観測の楽しみ方
【2026年2月の星空】寒さの底で輝く「冬のダイヤモンド」と、見つけると長生きできる星「カノープス」
2月は一年で最も寒さが厳しい季節ですが、それは同時に「一年で最も空気が澄んでいて、星が綺麗に見える季節」でもあります。 凛とした空気の中で、南の空低くに赤く輝く「長寿の星」を探してみませんか? 温かいコーヒーを片手に、2月の星空散歩へ出かけ... -
星空のしくみ
GW170817とは?|金やプラチナを生んだ中性子星衝突の瞬間
夜空を見上げているとき、自分が身につけている指輪やネックレスの「金」が、どこで生まれたものか考えたことはあるでしょうか。 地球の中で作られたわけではありません。実は、はるか昔、宇宙のどこかで起きた星の衝突によって生まれ、長い時間をかけて地... -
星空のしくみ
【完全包囲網】LIGO・VIRGO・KAGRA。重力波望遠鏡が「4台」あると何が変わるのか?
重力波の観測は、アメリカのLIGO(2台)、欧州のVIRGO(1台)、そして日本のKAGRA(1台)と、計4台あります。 「そんなにたくさん要るの?」と思うかもしれません。 しかし、天文学者たちは「KAGRA、早く動いてくれ!」と日本の参加を心待ちにしていました... -
星空のしくみ
重力波とは?|時空そのものが震える、宇宙最大の「揺れ」
夜空を見上げても、何かが「揺れている」ようには見えません。星はいつも同じ場所で、静かに光っているだけです。 ところがこの瞬間も、宇宙のどこかで起きた天体の衝突によって生まれた「揺れ」が、あなたの体をほんのわずかに伸び縮みさせているとしたら... -
星空のしくみ
宇宙の「場所」を特定せよ。欧州の重力波望遠鏡「VIRGO」と、最強の防振装置
アメリカのLIGOは人類で初めて重力波を捉えました。 しかし、LIGOには一つだけ弱点がありました。 「何か聞こえたけど、どの方向か分からない」のです。 LIGOは2台ありますが、2台だと「あっちの方角の、どこかの円周上のどこか」という、非常に広い範囲し... -
星空のしくみ
アインシュタインも諦めた「時空のさざ波」を捉えた、LIGOの巨大な4kmの腕
天文学の歴史には、いくつか「革命の日」があります。 ガリレオが望遠鏡を空に向けた日。 そして、2015年9月14日。 アメリカにある巨大観測装置「LIGO」が、ある信号を捉えました。 それは、13億年前に二つのブラックホールが衝突して合体した瞬間の、時空... -
星空のしくみ
【アインシュタインの宿題】時空の歪みを聞け。地下深くに作られた「KAGRA」と、サファイアの鏡
約100年前、天才物理学者アインシュタインは、ある予言を残しました。 「巨大な星同士がぶつかると、宇宙の空間そのものが波のように揺れるはずだ」 これが「重力波(じゅうりょくは)」です。 しかし、彼はこうも言い残しました。 「でも、その揺れはあま... -
星空のしくみ
酸素濃度は地上の半分。標高5000mのアタカマ砂漠に世界最強の望遠鏡「アルマ望遠鏡」がある理由
ハワイのマウナケア山(標高4,200m)にある「すばる望遠鏡」の話を聞いた時、 「あそこも十分高いな」と思った方。 上には上がいます。 南米チリ、アタカマ砂漠。 その標高は、なんと5,000メートル。 富士山よりもはるかに高く、酸素は地上のおよそ半分し... -
宇宙探査とミッション
ジェイムズ・ウェッブとは違う強み。すばる望遠鏡が「第9惑星」発見の最有力候補であるワケ
常夏の島、ハワイ。 その島に、冬には雪が積もるほど高い山があるのをご存知でしょうか? 標高4,205m、マウナケア山。 「白い山」という意味を持つこの場所は、世界で最も星空に近い場所の一つです。 その山頂に、ひときわ目立つ「青い円筒形の建物」が建... -
宇宙探査とミッション
彗星の水は地球と違う? 探査機ロゼッタが解き明かした「地球の海」の起源
夜空に尾を引いて現れる「彗星(ほうき星)」。 それは、太陽系が生まれた頃の記憶を留めた「汚れた雪だるま」です。 2014年、人類は初めてこの「雪だるま」の上に探査機を降ろすことに成功しました。 ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の探査機「ロゼッタ」と、...