星の一生– 誕生から最期まで、星の運命をたどる –
星は誕生から死まで、質量によってまったく異なる運命をたどります。恒星の誕生、主系列星、赤色巨星、白色矮星、超新星爆発まで、星の一生をやさしく解説した記事をまとめています。
-
星空のしくみ
変光星とは?|明るさが変わる周期から、宇宙の距離まで測れる理由
星は昔から、明るさで呼び分けられてきました。1等星、2等星、3等星。明るさは、星の名札のようなものです。一度決まれば変わらないもの。そう思われがちです。 ところが、秋の夜空の南に広がるくじら座には、この名札が当てにならない星があります。およ... -
やさしくわかる宇宙物理
HR図とは?|星の一生を一枚に描く「光度と温度」の地図
夜空を見上げると、青白く鋭い星もあれば、赤くにじむ星もあります。明るさもまちまちです。ばらばらに見えるこの星たちも、たった2つの数字で並べ直すと、きれいな秩序が浮かび上がります。 その並べ方を一枚の図にしたものがHR図(ヘルツシュプルング・... -
星空のしくみ
プロキオンとは?|冬の大三角の白い星と、白色矮星の伴星が語る星の一生
冬の夜空には、3つの一等星が大きな三角形を描きます。シリウス、ベテルギウス、そしてプロキオン。この「冬の大三角」の一角を担うのがプロキオンです。 一見おだやかな白い星ですが、そのすぐそばには、肉眼では決して見えない小さな伴星が寄り添ってい... -
星空のしくみ
リゲルとは?|オリオン座の「青色超巨星」が放つ光と、大質量星の一生
冬の夜空の主役、オリオン座。その左上で赤く輝くのがベテルギウス、右下で青白く輝くのがリゲルです。対角線上に置かれたこの2つの一等星は、色も、そして星としての生き方も対照的です。 リゲルの青白い光は、この星が極めて高温で、太陽をはるかに上回... -
星空のしくみ
カペラとは?|冬の一等星が実は「2つの黄色巨星」である理由と、連星系のしくみ
冬の夜、天頂近くで黄色っぽく明るく輝く星があります。ぎょしゃ座のカペラです。ほぼ頭の真上まで昇るため、冬の星のなかでも見つけやすい一等星です。 肉眼では、たったひとつの星に見えます。ところがこの一点の光は、実は太陽によく似た色の巨星が2つ... -
星空のしくみ
ベテルギウスとは?|オリオン座の「赤色超巨星」が超新星爆発を控えている理由
冬の夜、オリオン座の左上でひときわ赤く輝く星があります。ベテルギウスです。青白いリゲルとは対照的な、燃えるようなオレンジ色。この色は、この星がすでに一生の終盤に差しかかっていることを示しています。 ベテルギウスは「超新星爆発」を控えた星と... -
星空のしくみ
アンタレスとは?|さそり座の心臓が「赤色超巨星」である理由と、夏空のベテルギウス
夏の夜、南の低い空で赤く輝く一等星があります。さそり座のアンタレス、さそりの心臓に位置する星です。その赤さは、ときに空をさまよう火星と見分けがつかないほどで、名前そのものが「火星に対抗する星」を意味しています。 この赤い色は、アンタレスが... -
星空のしくみ
恒星のスペクトル分類とは?|星の光に刻まれた「指紋」を読み解くしくみ
夜空の星を見比べると、色が違うことに気づきます。赤い星、黄色い星、青白い星。この色の違いは星の表面温度を表しています 実は天文学者は、星の色をさらに細かく分析することで、もっと多くの情報を読み取っています。その方法が「スペクトル分類」です... -
星空のしくみ
星の色は何を語っているのか?|夜空の色が示す「恒星の温度」のしくみ
夜空の星を、じっくり観察したことはありますか? 都会のビルの間から見える星でも、山の上で見上げる満天の星でも、少しだけ視線を動かしながら星を見比べてみると、それぞれが全く同じ色ではないことに気づきます。白っぽく輝く星、ほんのり黄みがかった... -
星空のしくみ
主系列星とは?|夜空の星のほとんどが「安定期」を生きている理由
夜空を見上げると、無数の星が静かに輝いています。 今夜見えているあの星も、百年前に誰かが見上げた星も、変わらず同じ場所で同じ明るさで輝き続けている。星の光には、そんな「変わらなさ」があります。 Image Credit: NASA, ESA and the Hubble SM4 ER...