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星空のしくみ
カペラとは?|冬の一等星が実は「2つの黄色巨星」である理由と、連星系のしくみ
冬の夜、天頂近くで黄色っぽく明るく輝く星があります。ぎょしゃ座のカペラです。ほぼ頭の真上まで昇るため、冬の星のなかでも見つけやすい一等星です。 肉眼では、たったひとつの星に見えます。ところがこの一点の光は、実は太陽によく似た色の巨星が2つ... -
星空のしくみ
ベテルギウスとは?|オリオン座の「赤色超巨星」が超新星爆発を控えている理由
冬の夜、オリオン座の左上でひときわ赤く輝く星があります。ベテルギウスです。青白いリゲルとは対照的な、燃えるようなオレンジ色。この色は、この星がすでに一生の終盤に差しかかっていることを示しています。 ベテルギウスは「超新星爆発」を控えた星と... -
星空のしくみ
カノープスとは?|全天2番目に明るい星が日本で「地を這う」理由と、緯度と星空のしくみ
冬の夜、シリウスがひときわ強く輝く南の空。その、さらに下、地平線すれすれの低い場所に、もうひとつ明るい星が横たわっていることがあります。全天でシリウスに次いで2番目に明るい恒星「カノープス」です。 これほど明るい星でありながら、多くの日本... -
星空のしくみ
アークトゥルスとは?|春の夜空を横切る一等星の「固有運動」が語る銀河の歴史
春の夜、北斗七星の柄のカーブをそのまま南へ延ばしていくと、オレンジ色に輝く明るい星に行き当たります。うしかい座のアークトゥルスです。北の空でいちばん明るい一等星として、古くから春の目印になってきました。 この星には、見た目だけではわからな... -
星空のしくみ
アンタレスとは?|さそり座の心臓が「赤色超巨星」である理由と、夏空のベテルギウス
夏の夜、南の低い空で赤く輝く一等星があります。さそり座のアンタレス、さそりの心臓に位置する星です。その赤さは、ときに空をさまよう火星と見分けがつかないほどで、名前そのものが「火星に対抗する星」を意味しています。 この赤い色は、アンタレスが... -
星空のしくみ
アルタイルとは?|七夕の彦星が「高速自転」で扁平に歪む理由と、直接とらえられた星の素顔
夏の夜、天の川をはさんで織姫星(ベガ)と向かい合うように輝く星があります。わし座のアルタイル、七夕の彦星です。夏の大三角の一角として、この季節の夜空でひときわ目を引きます。 穏やかな夏の風物詩のように語られるアルタイルですが、その素顔は意... -
星空のしくみ
アケルナルとは?|全天でもっとも「扁平に潰れた」一等星と、高速自転が生む遠心力のしくみ
星はどれも丸い球だと思われがちです。太陽も、多くの星も、たしかにほぼ完全な球体をしています。ところが全天の一等星のなかに、球とは呼べないほど大きく潰れた星があります。エリダヌス座のアケルナルです。 この星は、猛烈な速さで自転することで、赤... -
星空のしくみ
アルデバランとは?|おうし座の赤い目が「ヒアデス星団の一員ではない」理由と、夜空の遠近法
冬の夜空、おうし座の顔をかたどるV字の星の並びのなかに、ひときわ赤くまたたく星があります。おうし座のアルデバラン、牛の赤い目を表す星として知られています。 このアルデバランは、V字を作る星の集まり、ヒアデス星団の一員のように見えます。ところ... -
宇宙探査とミッション
金星探査機マゼランとは?|レーダーが描いた「雲の下」の素顔
金星は分厚い雲に覆われているため、可視光では厚い雲の向こうにある地表を見ることができません。金星表面のほぼ全域を高解像度で描き出したのが、NASAが1989年に打ち上げた探査機「マゼラン」です。マゼランが残した地形データは、今も金星研究の土台と... -
やさしくわかる宇宙物理
金星の1日はなぜ1年より長いのか?|恒星日と太陽日のねじれ
「金星は1日が1年より長い」という話を聞いたことがあるかもしれません。金星が1回自転するのに約243日かかるのに対し、金星が太陽を1周する(1年にあたる)のは約225日。たしかに数字だけを見ると、1日の方が1年より長いことになります。 ところが、この...