深夜の星空研究室– Author –
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星空のしくみ
リゲルとは?|オリオン座の「青色超巨星」が放つ光と、大質量星の一生
冬の夜空の主役、オリオン座。その左上で赤く輝くのがベテルギウス、右下で青白く輝くのがリゲルです。対角線上に置かれたこの2つの一等星は、色も、そして星としての生き方も対照的です。 リゲルの青白い光は、この星が極めて高温で、太陽をはるかに上回... -
星空のしくみ
スピカとは?|おとめ座の青白い星が「近接連星」で潮汐変形する理由と、分光で見抜くしくみ
春から初夏の夜、南の空に青白く澄んだ光を放つ一等星があります。おとめ座のスピカです。「真珠星」とも呼ばれる清らかな輝きで、春の夜空を代表する星のひとつです。 穏やかで上品なこの星ですが、その正体はかなり激しいものです。スピカは、2つの高温... -
星空のしくみ
ハダルとは?|南十字星を指す一等星が太陽の数万倍も明るい理由
南半球の夜空には、日本からは見えない一等星がいくつもあります。そのひとつが、ケンタウルス座のハダルです。すぐ近くに輝くもう一つの一等星、アルファ・ケンタウリとともに、南十字星を指し示す「道しるべの星」として親しまれています。 ハダルの見か... -
観測の楽しみ方
初めての双眼鏡の選び方|口径と倍率、夜空を決めるのはどちらか
天体観測用の双眼鏡を探して通販サイトを見ると、「8x42」「10x50」「7x50」といった数字が並びます。前の数字が倍率、後ろの数字が対物レンズの口径(mm)です。意味はわかるけれど、どちらをどう選べば夜空がよく見えるのかは、そこには書かれていません... -
星空のしくみ
カペラとは?|冬の一等星が実は「2つの黄色巨星」である理由と、連星系のしくみ
冬の夜、天頂近くで黄色っぽく明るく輝く星があります。ぎょしゃ座のカペラです。ほぼ頭の真上まで昇るため、冬の星のなかでも見つけやすい一等星です。 肉眼では、たったひとつの星に見えます。ところがこの一点の光は、実は太陽によく似た色の巨星が2つ... -
星空のしくみ
ベテルギウスとは?|オリオン座の「赤色超巨星」が超新星爆発を控えている理由
冬の夜、オリオン座の左上でひときわ赤く輝く星があります。ベテルギウスです。青白いリゲルとは対照的な、燃えるようなオレンジ色。この色は、この星がすでに一生の終盤に差しかかっていることを示しています。 ベテルギウスは「超新星爆発」を控えた星と... -
星空のしくみ
カノープスとは?|全天2番目に明るい星が日本で「地を這う」理由と、緯度と星空のしくみ
冬の夜、シリウスがひときわ強く輝く南の空。その、さらに下、地平線すれすれの低い場所に、もうひとつ明るい星が横たわっていることがあります。全天でシリウスに次いで2番目に明るい恒星「カノープス」です。 これほど明るい星でありながら、多くの日本... -
星空のしくみ
アークトゥルスとは?|春の夜空を横切る一等星の「固有運動」が語る銀河の歴史
春の夜、北斗七星の柄のカーブをそのまま南へ延ばしていくと、オレンジ色に輝く明るい星に行き当たります。うしかい座のアークトゥルスです。北の空でいちばん明るい一等星として、古くから春の目印になってきました。 この星には、見た目だけではわからな... -
星空のしくみ
アンタレスとは?|さそり座の心臓が「赤色超巨星」である理由と、夏空のベテルギウス
夏の夜、南の低い空で赤く輝く一等星があります。さそり座のアンタレス、さそりの心臓に位置する星です。その赤さは、ときに空をさまよう火星と見分けがつかないほどで、名前そのものが「火星に対抗する星」を意味しています。 この赤い色は、アンタレスが... -
星空のしくみ
アルタイルとは?|七夕の彦星が「高速自転」で扁平に歪む理由と、直接とらえられた星の素顔
夏の夜、天の川をはさんで織姫星(ベガ)と向かい合うように輝く星があります。わし座のアルタイル、七夕の彦星です。夏の大三角の一角として、この季節の夜空でひときわ目を引きます。 穏やかな夏の風物詩のように語られるアルタイルですが、その素顔は意...