深夜の星空研究室– Author –
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星空のしくみ
アケルナルとは?|全天でもっとも「扁平に潰れた」一等星と、高速自転が生む遠心力のしくみ
星はどれも丸い球だと思われがちです。太陽も、多くの星も、たしかにほぼ完全な球体をしています。ところが全天の一等星のなかに、球とは呼べないほど大きく潰れた星があります。エリダヌス座のアケルナルです。 この星は、猛烈な速さで自転することで、赤... -
星空のしくみ
アルデバランとは?|おうし座の赤い目が「ヒアデス星団の一員ではない」理由と、夜空の遠近法
冬の夜空、おうし座の顔をかたどるV字の星の並びのなかに、ひときわ赤くまたたく星があります。おうし座のアルデバラン、牛の赤い目を表す星として知られています。 このアルデバランは、V字を作る星の集まり、ヒアデス星団の一員のように見えます。ところ... -
宇宙探査とミッション
金星探査機マゼランとは?|レーダーが描いた「雲の下」の素顔
金星は分厚い雲に覆われているため、可視光では厚い雲の向こうにある地表を見ることができません。金星表面のほぼ全域を高解像度で描き出したのが、NASAが1989年に打ち上げた探査機「マゼラン」です。マゼランが残した地形データは、今も金星研究の土台と... -
やさしくわかる宇宙物理
金星の1日はなぜ1年より長いのか?|恒星日と太陽日のねじれ
「金星は1日が1年より長い」という話を聞いたことがあるかもしれません。金星が1回自転するのに約243日かかるのに対し、金星が太陽を1周する(1年にあたる)のは約225日。たしかに数字だけを見ると、1日の方が1年より長いことになります。 ところが、この... -
観測の楽しみ方
金星の満ち欠けとは?|内合・外合と地球から見える形の変化
月が満ち欠けするのと同じように、実は金星も満ち欠けをしています。肉眼ではただの明るい点にしか見えませんが、双眼鏡や小型の望遠鏡を使うと、丸い姿から細い三日月のような姿まで、金星の形が変化していく様子を観察できます。 この記事では、金星がな... -
観測の楽しみ方
金星の見つけ方|今夜どこに見える?一年中使える観察のコツ
「宵の明星」「明けの明星」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。どちらも、金星のことを指します。金星は、太陽と月を除けば夜空でもっとも明るく見える天体で、望遠鏡はおろか双眼鏡すら使わなくても、簡単に見つけることができます。 金星は一年中... -
観測の楽しみ方
土星の見つけ方|今夜どこに見える?肉眼でわかる観察のコツ
夜空を見上げたとき、木星ほど強くはないけれど、妙に落ち着いた色の光を放つ星を見たことはありませんか。チカチカと瞬く恒星とは違う、クリーム色でスーッと静かに光るその点は、太陽系で最も美しい環を持つ惑星「土星」かもしれません。 土星は木星や金... -
やさしくわかる宇宙物理
金星に衛星がない理由|逆行自転が語る二重衝突仮説
太陽系の惑星の多くは、衛星を持っています。地球には月が、火星には2つの小さな衛星があります。しかし、地球とほぼ同じ大きさ・質量を持つ「双子の惑星」金星には、衛星が一つもありません。 衛星を持たない太陽系の惑星は、他に水星があります。水星に... -
やさしくわかる宇宙物理
水星に衛星がない理由|ヒル球と潮汐力が閉ざす軌道
木星には90個以上の衛星が確認されています。地球にも、大きな月が一つ寄り添っています。しかし、太陽系でもっとも太陽に近い惑星である水星には、衛星が一つもありません(お隣の金星も同様です)。 なぜ水星だけは、衛星を持てなかったのでしょうか。そ... -
観測の楽しみ方
水星の見つけ方|今夜どこに見える?一年中使える観察のコツ
日没後、まだ空が薄明るいうちに地平線のすぐ上できらりと光る点を見たことはありませんか。それは金星や木星ではなく、太陽系でもっとも見つけにくい惑星「水星」かもしれません。 水星は太陽系でもっとも太陽に近い軌道を回る惑星です。そのせいで、いつ...